2011年09月11日

【新閣僚に聞く】前田武志・国土交通相 復興へ高速無料化拡大を

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■【新閣僚に聞く】前田武志・国土交通相 復興へ高速無料化拡大を
 --東日本大震災の被災地復興に向けたアイデアは 「東北に持続する地域、国土のモデルをつくる。高齢者が安全安心なサービスを受けられ、若者の雇用もある街にしていかないといけない。その肝となるのが『低炭素循環型社会』。7月末で終了した住宅エコポイントは、東北の復興に限ってむしろ拡充して実現していく」 --東北の高速道路無料化については 「被災者が復興に向けて立ち上がるため、できるだけ使いやすい形にしていきたい。来年度は(全国の)無料化のための予算を要求しないとする3党合意があるが、一刻も早い復興を後押しするという点については野党も同じ。拡大する方法を検討している」 --沿岸部の鉄道路線復旧が遅れているが 「鉄道は公共交通の一番の基礎で、交通弱者や高齢者の重要な移動手段。地域の中心である街と街を結ぶところについては、早く復興するようできるだけ支援をしていく」 --再検証が進む八ツ場(やんば)ダム(群馬県)問題は 「できるだけ早く結論を出さなくてはいけないが、(結論時期を今秋としたのは)震災前だ。当時は、自然の猛威をどう受け止め、対応していくかが前提になっていなかったので、ここの議論は欠かせない。それをもって方向性を決めるというわけではないが」 --運輸安全委員会の改革については 「原発事故でも問題になったが、日本の発展過程で効率的に対応してきたシステムが成熟社会で機能したかというと、そうではない。同じことが鉄道、交通などでもいえる。一歩一歩、できるところからやっていく」 --尖閣諸島の領海警備に関連して、海上保安庁は海上警察権の強化を打ち出したが 「ちょうど1年前に中国漁船衝突事件が発生した。国民の認識が深まってきている。領海の安全を確保する海保の役割は大きい。制約の大きい中でよくやっている。それを踏まえての制度改正をしていく」 (インタビューは航空管制官による情報漏洩(ろうえい)の判明前の8日に行われました)


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